アドバイザリー業務

M&Aや、ファイナンスなどの資本の移動を主目的とした取引は、当該取引の成立如何により、その後の企業活動や、投資活動に重大な影響を与えることになります。新たな事業の取得により事業シナジーが発揮され、企業価値がより高まることが想定されたり、不足する投資資金をファイナンスによって獲得することで、より効果的な事業展開が可能になるなど、当該取引のもたらす業績や財務状況への貢献度は、通常の活動に比較し多大なものになります。

反面、M&Aやファイナンスといった取引は、機密性が高く、かつ取引条件の合意に向けた長期間の複雑な交渉が求められることから、案件不成約となる確率は相当高いものがあります。

従って、当該取引の実行にはかなりの慎重さと緻密さが求められるのは言うまでもありません。また、関与するプロフェッショナルも、当然ながら豊富な経験と専門知識を有した取引全般にわたるアドバイザーである必要があります。

下図:M&A取引の流れと対応する付加価値形成の関係(イメージ)

 

こういった案件特性があることから、アドバイザリー業務においては、成功報酬型のアドバイザリー契約を行うことが一般的に受け入れられています。

◇報酬に関する考え方

私どものアドバイザリー業務に関する報酬は原則として以下の通りとなっております。なお、関与する取引の複雑性、その他の要因を考慮し、合意の上、報酬を見直す場合もございます。

着手金 想定される取引額の10~15%程度(案件ごとに異なります)
業務報酬 以下の体系になっております

対象企業/資産等の取引価額 料率
5億円以下の部分 5%
5億円超、10億円以下の部分 4%
10億円超、50億円以下の部分 3%
50億円超、100億円以下の部分 2%
100億円超の部分 1%

 

注1:私どもは、主に案件を紹介するにとどめた業務は行っておらず、案件関与と同時に、財務分析や事業分析を含む簡易デューデリジェンスを行い、適切な価値向上施策をクライアントの皆様と検討することから始めます。

注2:証券関連業務(主に上場会社に該当します)については、その他の専門家(含む証券会社)と協同して必要な手続きや対応を行います。

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